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ログライフ!

ドキュメンタリーDVDやらの視聴ログを広く浅く残していくブログ

視聴ログ『ステーキ・レボリューション』

ステーキ・レボリューション

ステーキ・レボリューション

世界中の牛を巡り、「世界一おいしいステーキ」ベスト10を決める…。 世界で一番美味しいステーキを探すために、全世界20ヶ国、200を超えるステーキハウスをめぐって旅したステーキ・ドキュメンタリー。

製作年: 2014年
製作国: フランス
収録時間: 114分

 



 
 DMM.comはドキュメンタリーDVDを借りるのに重宝しています。ドキュメンタリーDVDの品揃えを充実させている店なんてあるはずないので、こういうネット店舗で借りるのがベターでしょう。

 

 
 

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 外国人が日本のテレビ番組を見て「なんで食べ物の番組ばっかりやってるんだ?」と言ったとかいう話がありますが、逆に食に関心が高くなければ「美味い店を知っていれば出世もしやすい」なんていわれないわけで。おそらく食に対する執着は日本人が世界一高いと思っています。
 
 もちろん俺にとっても食べ物関係のドキュメンタリーは鉄板ですね。ドキュメンタリーDVDにハマったのも『ジェイミーオリヴァーのスクールディナー』からです。
 こちらは世界一メシマズ国のイギリスの、酷すぎる学校給食を変えるべく立ち向かうカリスマシェフの実録ドキュメンタリー。素晴らしすぎるので、なんとしても見ていただきたい。
 
 以下、見どころ。
 

1.ステーキがあんまりウマそうじゃない

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 ディスりたいわけではないのですが、やはり手にした時の印象として、肉汁したたるジステーキの絶え間なく画面を覆い尽くすフードポルノに「深夜に見るんじゃなかったー!」と叫ぶマッチポンプを僅かに期待するわけじゃないですか。
 
 期待は開始5分で淡くも打ち砕かれます。ああ、そういう番組じゃないんだなと。
 
 頭に作品の中で一番ウマそうな絵面の1枚を用意しましたが、正直これでも「メチャウマそう!」って感じにはまだパンチが足りない(と思う)。
 まず「真上から撮れ」と言いたいですよね。そしてフォークか何かで持ち上げろ、と。そして断面図を見せつけてこい。
 
 なんというか、「食べ物をウマそうに撮る」ことに対して関心がないのがよく分かるんですよね。カメラマンもディレクターもプロデューサーも。
 そもそも料理をフィーチャーしてるのに、料理が映り出されてる時間が少ないという。
 
 代わりに肉についてベラベラ喋ってる人間がたくさん出てきます。料理で語れと言いたいところですが、文化の差でしょう。
 
 

2.牛

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 映像として、ナマニクより少なく、焼かれた肉より映ってる時間が多いのが牛です。
 
 もちろん彼も食用の牛なのですが、こんなのを見せつけられては「味なんて気にしてる場合じゃねぇぞ!」っていう。どうやら向こうの牛は角が生えてるのがデフォのようです。
 
 そしてこの後に日本が特集され、おなじみの黒毛和牛も登場しますが、和牛は牛の段階でウマそうに見えてくるという魔法がかけられる始末です。
 
 

3.日本

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 『日本の牛肉はご飯のおかずとして合うように、脂身の多い柔らかい肉が美味しいお肉として発展していった』
 
 語るまでもないですね。このパートでは料理番組的な雰囲気があり見ていて安心します。このパートをずっと見ていたい。
 
 フランスからやってきたシェフも一口パクリとした和牛の鉄板焼きに感動感激していました。しかしステーキランキングでは日本は3位に留まる。
 
 
 

4.熟成

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 番組もラストに近づき、ランキング1位になるような『ウマい肉とは何か?』という話になると”熟成”というフレーズがでてきます。
 
 これは熟成させた”良質な”肉として紹介されてる映像です。
 
 一応補足させてもらうと、これらの表面は切り落として2切れ目から使うというキャベツ方式になっているので、中は良い赤色をしています。
 ヨーロッパの肉はワインセラーのような場所に保管し、このように熟成させるのが「ウマい肉」であると。
 日本式の霜降り肉に見慣れた身としては、文化の違いを体感せずにはいられません。というかそれしか言えない。
 
 まぁでもご飯のおかずとしてある牛肉とは違い、ステーキとは肉を噛み、ただ食べる。それだけのための料理としてはこういう肉の方がウマいのかもしれません(精一杯のフォロー)。
 
 
 
 

終幕.美味い肉は美味い牛から

 

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 後半の特徴として、『牛に穀物系のエサを与えるのは良くない』というフレーズが何回か登場します。「自然な牛は牧草を食べて育つ」という自然崇拝的な観点から来ており、向こうでは割とオーソドックスな考え方っぽかったですが、ここはあまりピンときませんでした。
 日本へ来たシェフも、和牛に穀物系エサを使ってるのだけはダメ出ししてましたね。
 
 やはり古来から肉を食べてる国の家畜への価値観は、明治時代から牛肉を食べ始めた日本とは違います。日本人が天然の魚に対する敬意と同じような敬意を、肉としての家畜に抱いているのでしょう。
 
最後にコレ。
 

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 確かに、こういうことですよね。